「保育園や幼稚園や学校で、子どもがお友達とトラブルを起こしました・・・
家庭でもよく話をしてくださいね」
と、先生に聞いた時、「どうして・・・」と思うことってありませんか。
そして、落ち込んだりショックを受けたり不安を感じたりしてしまう親は多いようです。
家に帰ると、親は子どもへ話をします。
でも、子どもはわかっているのやら・・・。という態度。
言い聞かせたり、叱ったり、伝えようとしているのに、
伝わっていないもどかしさを感じることがあるかもしれません。
お母さんの気持ちはヒートアップして、きつく叱ったり、時には怒鳴ってしまうこともあるかもしれません・・。
どうしたら良いのでしょうか。
実は、親が話をすればするほど、子どもは耳をふさぎたくなってしまうのです。
だから、子どもの話を聴くことが必要です。
耳が2つで口が1つなのは、
話すよりも2倍聴くことが必要だからです。
この場合、「聞く」のではありません。
「聴く」ことが必要です。
「聞く」と「聴く」は違いがあります。
「聞く」は自然に耳に入る音のことです。
電車の音や虫の鳴く声は「聞く」です。
「聴く」は耳を傾けて耳に入れる音です。
コンサート会場の音楽や人の話は「聴く」です。
だから、「聴く」という漢字は、「目と心で十分(じゅうぶん)耳を傾ける」と書きます。
今回のようなことがあった場合は、
「何があったの?」とお子さんに聞きます。
お子さんの話を最後まで聞きます。
途中で言葉が途切れたり考えたりすることもあるかもしれません。
そのような時は、順接の接続詞で促します。
「それで?」や「そして?」「そしたら?」などです。
お子さん「例えば、僕(私)が○○しようとしたら、△△ちゃんが『~~~~』って言って・・・」
お母さん「それで?」
お子さん「それで・・・・叩いた・・・」
お母さん「もし、■■【お子さんの名前】(君・ちゃん)に悪かったことがあるとすれば、どんなこと?」
お子さん「~~~~」
お母さん「そうよね。じゃあ、△△ちゃんにどうしたら良いと思う?」
お子さん「~~~~~」
お母さん「じゃあ、明日学校へ行ったら△△ちゃんに、そうしようね。」
お母さん「今日は、どうしたら良かったのかな?」
お子さん「~~~~~~」
お母さん「じゃあ、次から、そうしようね」
このように、まずは、最後まで話を聞いて下さい。
そして、適切な質問をしてください。
そうすると、子どもは自分で答えを言います。
人は、自分で言ったことは行動しようとするそうです。
子ども達は、集団生活の中でトラブルを起こし、解決することで成長します。
親の役割は、子どもが解決するためのサポートです。
教師と保護者が連携して、子ども達がトラブルを解決しながら成長できると良いですよね!
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