子どもが2人以上いる場合、「平等に接しなければいけない!」と考えている親は多いようです。
そして、「平等に接しなければいけない!」と考えているのに、「平等に接することができない」ので、自己嫌悪やイライラなどの「マイナスの気持ちを感じる」ことが少なくないようです。
あなたは、いかがでしょうか?
「子どもを平等に接する」と「不公平」になってしまうんです。
それは、「平等」と「公平」を同じに考えているからです。
「平等」というのは、「条件にかかわらず等しいこと」。
「公平」というのは、「条件に応じて等しいこと」です。
きょうだいの場合、年齢や性別や発達や興味関心などによって、「条件は違う」はずですよね。
それを「条件に関わらず、等しくする」【平等に接する】ことを目的にすると、結果として【不公平になる】のです。
例えば、10歳と1歳のきょうだいがいるとします。
ビスケットが10枚あるとします。
5枚ずつ分けるのは「平等」。
年齢に応じて、上の子が7枚で下の子が3枚のように分けるのは、「公平」です。
10歳と1歳のきょうだいに、5枚ずつ平等にビスケットを分けると、上の子は足りず、下の子は余るかもしれません。
その時に、上の子が「まだ欲しい・・・」と余っているビスケットを食べようとすると、「平等に分けたのだから我慢しなさい!」と親が叱る・・・。
確かに「平等」かもしれませんが、「公平」ではありませんよね。
だから、わが子を「平等に接する」と「不公平になる」のです。
そして、「気持ち」。
「第1子」である「長子」は、親にとって初めてなので、慎重に育てたり、期待をするので厳しく育ててしまうことが多いようです。
第2子以降になると、下になればなるほど、親は経験を重ねていますので、大らかに接することが多いようです。
そして、下の子に比べると、上の子はいくつであっても「大きく感じる」ので、上の子に「我慢」や「無理」をさせてしまうことが多いようです。
子どもが2人以上いる場合、「上の子を優先して接する」と、「上の子は下の子に優しく面倒を見てあげることができる」ようになります。
「そんなことをすると、【甘やかしてしまう】のではないかしら?」と心配する人がいるかもしれません。
2人以上子どもがいると、無意識でいても、下の子に手をかけてしまうので、「【上の子を優先して接する】くらいがちょうどイイ」=「公平」になります。
ご安心くださいね!
2人以上お子さんがいる場合は、「条件に応じて等しい」【公平】を心がけてみませんか?
そうすると、きょうだいの仲が良くなり、「親であるあなたは、心穏やかに過ごせる時間」が増えます♪

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