同じ親から生まれ、同じように育てたのに、きょうだいで違うことがたくさんあるのはなぜ?
そんな風に思ったことはありませんか?
同じ親から生まれたとしても、親自身が違った状態になっていますよね!
例えば、妊娠中や育てているときの親の年齢や経験値。
「1人の子どもだけに集中をして育てているか?」「2人以上の子どもへ気や心を配って育てているか?」という親の気持ちや態度も違います。
子どもが生まれ持った性格や体質も違います。
成長していくと、幼稚園や保育園や学校の雰囲気や学年の特色などもありますよね!?
子どもが通っている時代の学習指導要領が違うことによって、受ける教育の内容が違うことも考えられます。
例えば、「ゆとり教育」と「脱ゆとり教育」など。
だから、全く同じに育ててしまうと、子どもの個性にふさわしくない育て方をしてしまう可能性が高くなってしまいます。
そのため、子どもの個性や希望などに応じた、接し方や環境を選ぶことが大切かもしれませんね。
私の場合、長女は地元の公立中学校へ進学を選びました。
私が住んでいる地域の中学校は、1つの小学校が1つの中学校へ進学します。
長女の学年は女の子が男の子の2倍の人数でしたので、穏やかで落ち着きがありました。
長女には大きな夢があり、それに向かってたくさんの習い事をしていました。
そのため、勉強よりも習い事中心でしたので、中学受験は全く考えませんでした。
次女は、私立の中学校を1校だけ受験しました。ご縁があったので、入学をさせていただきました。
次女の学年は男のが女の子の2倍の人数でしたので、やんちゃでした。
小学3年生の時に3クラス中、2クラスが学級崩壊となりました。
小学6年生でも学級崩壊となりました。
小学3年生の時に不登校になったお子さんは、心を病んでしまい、中学は普通学級に進学できず、特別支援学級へ進むことになりました。
小学6年生の11月に、「私立の中学校へ行きたい」と次女が言ったので、1か月間、受験勉強をしました。
日ごろから、「やりたいことはやって良いよ」と言って娘たちを育てている私たち夫婦。
「人はみな違うからね」
「世の中は不平等や不公平なことがあるから、それを理解して、知識を得て行動することが必要」
こんなことも娘たちへ伝えています。
結果として、長女と次女は同じ学校へ通うことになりました。
でも、長女は高校から入学した高校コース。
次女は中高一貫コース。
5歳の年齢差がありますので、高校3年と中学1年で1年間だけ同じ学校へ通います。
今日は、次女の入学式でした。
土曜日でしたので、主人も出席してくれました。
学校が休みの長女も一緒に登校して、家族で写真を撮影することもできました。
2人以上子どもがいる場合、「同じように育てた」というような<同じ>にこだわるよりも大切なことがありますよね。
それは、<子ども1人1人について、必要な時に必要なサポートをすること>ではないでしょうか。
次女の入学式の日に、そんなことを考えてしまいました。
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