東京海洋大客員准教授でタレントとしても活動するさかなクン(35)が
絶滅していた淡水魚「クニマス」の70年ぶり発見に一役買ったことが15日、分かった。
国が「絶滅」種とした魚の発見は初。誰よりも魚を愛する男は
「わたくしさかなクン、大変うれしく感動いたします」と快挙の喜びを語った。
という報道を拝見しました。
実は、私は、さかなクンが好きです♪
さかなのことを、
キラキラした瞳で嬉しそうに語る彼を見ると、
心があたたくなるからです☆
自分がわくわくすることを話している人は、
happyな雰囲気を醸し出すことを、
彼を見ながら感じていました。
そして、このような報道を見ると、
「その人は、どのような子ども時代を送ったのか?」
「その人の親はどのようにその人を育てたのか?」
を調べたくなってしまいます。
ウィキペディアで、さかなクンの経歴を調べて、次のことがわかりました。
○高校3年生の時に『TVチャンピオン』「第3回全国魚通選手権」で準優勝したことを皮切りに、
その後5連覇を達成した。
○東京水産大学を目指すも叶わず、
最終学歴は日本動植物専門学校(現在は廃校)。
そして、さかなクンオフィシャルページによりますと現在は、
次のお仕事をされているようです。
東京海洋大学客員准教授
お魚らいふ・コーディネーター
環境省 地球いきもの応援団
お父様は、囲碁棋士の宮沢 吾朗さんという方です。
著書のタイトルが、
『常識破壊ー殻を破る発想法』ですので、
このタイトルを拝見しただけでも、
さかなクンの家庭環境がわかるような気がしました。
さて、本日の西日本新聞に、『電通 高校生にアンケート』という見出しで、
次の記事が書かれていました。
将来なりたい職業のトップは公務員ー。
電通が15日に発表した調査で、
こんな高校生の意識が浮かび上がった。
職業選択は、収入の安定が重視され、
就職問題は大学受験や恋愛など目の前の悩みよりも大きな不安のタネになっているようだ。
電通は
「ゆとり教育世代でありながら、
実際には心のゆとりがなく、失敗しない堅実な生き方を心掛けている」
と分析している。
将来の職業で公務員を希望しているのは全体の20%。
2位が大企業の正社員(19%)、
3位が介護士・保育士・看護師(11%)だった。
日本の将来を不安と思う割合は86%。
不安に思うことは就職が80%(複数回答)と最多で、
大学受験(69%)、将来のお金(65%)、恋愛(59%)と続いた。
調査は全国の高校生600人を対象に、
9月16~20日に携帯電話を使ったインターネットで実施した。
以上、2010年12月15日の西日本新聞経済欄に掲載された記事です。
この記事を見て感じるのは、
親や大人たちが、将来に不安を感じ、
収入の安定を求めている姿が投影されているかもしれないということです。
でも実は、私の周りにいる人は、好きなことやわくわくすることをしながら、
目標を達成したり充実した毎日を過ごしていることが多いのです。
もちろん、悩んだり困ったりすることもあるかもしれませんが、
それは、目標を達成するためですので、乗り越えた時のギフトも大きいようです。
それは、今回、さかなクンが、「クニマス」を発見したことに似ているのかもしれません。
さかなクンは、小学生の頃、タコと出会い、
タコを調べるうちに、さかなを好きになったようです。
好きなことをやり続けることの大切さを、
今回、さかなクンのクニマスの発見で学ばせていただいたように感じます。
子育てで悩んでいる親御さんのほとんどは、
強制的に何かをやらせようとしてしまい、
子どもがそれをしないことが悩みの原因です。
人は、強制されて何かをやり続けることはできません。
だから、親自身が将来に希望を持ち、
毎日を楽しく過ごすことも必要なのかもしれません。
そして、子どもが何かに興味を持った際には、
とことんやらせてあげることが、
今の時代には、必要な家庭環境のひとつのように感じています。
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