
長女のあかりのお友達が所属している、草ヶ江こども狂言教室の
『草ヶ江ちびっ子狂言会』(狂言の発表会)を観に、
大濠能楽堂へ行ってきました。
講演のパンフレットによりますと、
草ヶ江こども狂言教室は、年中の園児~中学1年生までの
24名が通っているそうです。
11の演目を、それぞれの出演者が、熱演してくださいました。
長女のあかりは、1学期に狂言を学んだようですが、
音声しか聞いたことがなく、
私も、小学校の国語の授業で学んだだけで、
舞台を見たのは初めてでした。
小学1年生の次女のほのかは、
日本の伝統芸能をみるのは初めてです。
出演しているお友達の舞台を見に来ていらっしゃるような、
小さなお子さんも見に来ていらっしゃいました。
日本語とは言え、
日ごろ使っている言葉とは、まったく違う言葉を使っているのに、
面白いと感じる場面では皆笑い、
真剣な場面では、皆集中して観ていました。
衣装も本格的で、
何よりも能楽堂という、神聖な場所の雰囲気も、
とても素晴らしかったです。
出演していたお友達のお母様から、
お礼の電話をいただいた際に、
「出演していた子は、学校では大人しく地味な子ばかりなのに、
舞台では、堂々としていたんですよ~」と
おっしゃっていました。
その話を聞いて、私は信じられませんでした。
本当に、舞台の上では、堂々として、
長いセリフもはっきりと大きな声で話し、
美しい姿で演じていた子どもばかりだったのです。
何か一つのことに打ち込んだ経験を持っている人は、
何かの分野で輝ける
と、私は実感しています。
成績がよく、スポーツ万能で、誰からも好かれる
スーパーマンのような子どもにしたい!
と考え、
子どもがそのように育たない場合には、
悩む親御さんが少なくありません。
でも、たった一つ、子どもが選んだことを、
子どもがやる場合に、
一生懸命にサポートするのが親の役目のように、
私は考えています。
娘のお友達のお陰で、
大濠能楽堂という素晴らしい場所で、
狂言を観ることができたことに心から感謝しています。
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