無意識に、「親は完璧でないといけない」と思っている人は多いようです。
あなたはいかがでしょうか?
「親は完璧でないといけない」と思っている人の場合、2つのパターンがあります。
「自分の親に対して不満を持っている」
「自分のできていない点を自分で責めてしまう」
どちらも、プラスの気持ちを持つことはできませんよね・・・。
人は完璧ではありません。
完璧とは、「傷のない玉」が本来の意味で、
欠点のない様子のことです。
人の行動や言葉は、長所に見ることもできますし、短所に見ることもできます。
例えば、
行動が早い場合・・・「てきぱきしている」と思う人もいれば「せっかち」と思う人もいます。
行動がゆっくりしている場合・・・「慎重」と思う人もいれば「ノロい」と思う人もいます。
そして、早い、遅いも、感覚でしかありません。
私自身、2人の子の親であり、
多くの人へ子育てのアドバイスをしている立場でお話をすると、
親も人間だから、気持ちに波もあるし、
わかっていてもできないこともあるし、
余裕のないときもあるし、
苦手なこともあるし、
頑張ってもできないこともあるし、
いけないと思っていてもやってしまうこともあるんです。
ただ、多くの親は、子どもへの愛情を持っています。
そして、子どもが欲しいと思っている愛情と、
親が表現している愛情は、違っているだけなのかもしれません。
子どもの立場で親を見るときは、
親にしてもらったことに焦点を当て、
「ありがとう」を伝えてみると、
気持ちや行動に変化が起きるかもしれませんね。
直接伝えられない場合は、
手紙を書いてみるのもお勧めです。
書いた手紙は相手に渡さなくても大丈夫、
ちゃんと相手に伝わるから・・・。
そして、親の立場でいるときは、
やれたことに焦点を当て、
自分を認めると、
気持ちや行動に変化が起きるかもしれませんね。
「ありがとう」と感謝をしたり、
できていることを認めると、
何となく素直さがアップして、
人として次に進めるように思います。
今日は、福岡市民会館で、
松平健主演の舞台『王様と私』を観てきました。

<ロビーに飾ってあった等身大の松平建さんです>
「王様は強くないといけない」と思い、
たくさんのルールを持っていた頑固で孤独なシャムの王様が、
イギリス人の女性家庭教師との出会いによって、
心がどんどん柔軟に変化するという物語です。

<ロビーに飾ってあったポスターです>
『王様と私』を観た後に、
子育て絵本アドバイザーとして、
これまでのご相談を思い出したことを紹介しました。
子育ての無料レポートは、下記からご覧いただけます