子育てと母乳、粉ミルク。

母乳で育児を行いたいと考えていても、
さまざまな理由で、
粉ミルクをご利用なさっていらっしゃる方が少なくないようです。

粉ミルクの調乳方法、どのようにしていらっしゃいますか?
また、今の調乳方法で大丈夫と思っていませんか?

一度沸騰したお湯を50度前後に冷ましてから
粉ミルクを調乳なさっていらっしゃる方が少なくないようですが、
ちょっとお待ちください!

2004年にWHO(世界保健機関)が
「粉ミルク中のエンテロバクター・サカザキという
病原微生物の混入による健康被害が発生している」
という注意を発表しました。

日本ではエンテロバクター・サカザキによる
健康被害の報告例はありませんが、
海外では感染により死亡事故も起きているようです。

ある調査によると世界の粉ミルクの141種類の
赤ちゃん用粉ミルクを調査しましたところ、
日本製4つのうち3つが
エンテロバクター・サカザキは検出されませんでしたが、
本来検出されてはいけないはずの
腸内細菌に汚染されていたという結果も出たそうです。

つまり、『粉ミルクは100%清潔&安全とは言いきれない!』
ということなんです。

そのエンテロバクター・サカザキは、
赤ちゃんにどんな影響を及ぼすのでしょうか。

・死亡率が高い。乳児の死亡例は20~50%、
報告によっては80%とも言われている

・死亡しなくても神経症状などの
重篤で長期的な後遺障害を残す事があり、
髄膜炎などの合併症を引き起こしそうです。

 
更に、 
・乳幼児(1才未満)が特にリスクが高い。

・また、乳幼児の中でも最もリスクが高いのは、
生後28日未満の新生児、特に未熟児、低出生体重児、免疫障害を持つ
乳幼児乳幼児に感染しやすいそうです。
 

では、どうしたら良いのでしょうか? 

・エンテロバクター・サカザキは70度以上の温度で
速やかに不活化する。

・社団法人日本乳業協会は、医療機関に対し粉ミルクについて
80度前後の熱湯による調乳、
または調乳後一度80度前後に加熱後冷却する、
という方法を推奨している。

つまり、沸騰させてすぐの80~90度前後のお湯を使って
粉ミルクを溶かして調乳すれば、細菌は死滅しこれらの問題はないということです。

粉ミルクのビタミンCは、60度以上のお湯で壊れてしまうそうですが、
90度で調乳した場合、壊れる率は、3割だそうです。
つまり、7割りも残ります。

【粉ミルクの調乳方法】
腸内細菌のリスクを減らす為には、
哺乳瓶に粉ミルクを指定の量入れて、
その後90度以上のお湯を指定量の3分の1程度入れ、
粉ミルクを溶かした後に、
冷ましたお湯でミルクの量と温度の調整をなさってはいかがでしょうか。

※詳しい情報を知りたい方は、厚生労働省のHP
「育児用調製粉乳中のエンテロバクター・サカザキに関するQ&A」
のページを載せておきますのでご覧下さい。
http://www.mhlw.go.jp/topics/bukyoku/iyaku/syoku-anzen/qa/050615-1.html
 

追伸
私は、何かの報道で、ミルクの中の腸内細菌の事を知っていましたので、
調乳は90度位のお湯を利用していました。

今回、日記を記載するに当たりまして、
ミルク缶の調乳方法を見たのですが、
特に注意を促す記載はありませんでした。

マスコミで報道をされても大きな記事になっていませんし、
赤ちゃん雑誌やミルク缶やミルクの会社のHPにも
記載は無いようでした。

私は体調に事情があり、ミルクで育児をしています。
長女は未熟児で出産しました。

そのために、特に、未熟児や免疫力の少ないお子さんをお持ちの方は、
通常の温度(50度前後)で調乳し続けていたら、
もしかしたら大変な事になる可能性があったかと思うと、
他人事ではないように感じました。

追伸2
今回の記事をご覧になって不安に感じないでくださいね。
80度以上のお湯を利用する事で、
腸内細菌やエンテロバクター・サカザキのリスクは小さくなります。
調乳の際の温度が大切なようです。


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