先ほど、テレビでNHK杯フィギュアのエキシビションが放映されていました。
優勝を期待されながら、フリーの演技でミスが続き、4位に終わってしまい、
グランプリファイナルに進出できなかった、安藤美姫選手がエキシビションですべる姿を拝見しました。
昨日のフリーの演技の際よりも、表情は柔らかく、演技も良かったのですが、
安藤選手の気持ちを考えると、とても辛いだろうな・・・と感じました。
2003年からグランプリファイナルに出場し続け、昨シーズンは世界選手権で優勝をし、
今年のグランプリファイナルでは、メダル候補だったのに、
グランプリファイナルに出場できないなんて・・・。
私の長女は、スケートを1年半ほど習って、辞めました。
どのようなスポーツも、努力が必要だと思いますが、
特に、スケートは、親子で頑張る必要があるスポーツだと思います。
スケートリンクでないと練習ができないのですが、スケートリンクの数は、とても少ないのです。
私が住んでいる福岡市では、常設のリンクが1箇所、冬季シーズンのみ営業をしているリンクが1箇所です。
そのため、車で片道1時間近くかけ、リンクへ送り、練習後、また、自宅まで送っていく必要があります。
そして、将来性を考えても、決して明るくはないと思います。
私はネガティブな考えはしない方ですが、スケートを頑張っても、
スポットライトが当たる場所に出ることができる確率は、圧倒的に少ないように感じます。
そして、選手を引退後、プロに進んだとしても、指導者として進んだとしても、
間口が広いとは思えません。
スケート(特にフィギュアスケート)は、親の時間の制約や経済的な負担が大きい割には、
見返りが小さなスポーツだと言えるように感じます。
でも実は、私は、フィギュアスケートを観る事が大好きです♪
トリノオリンピックの女子のフィギュアスケートで金メダルを獲得した、
荒川静香選手も、オリンピックの前には、世界選手権で優勝後、スランプがあって、
引退を考えたこともあるそうです。
しかし、引退をせず、頑張ったお陰で、金メダリストになることができました。
私は、安藤美姫さんのステップが大好きです。
全日本では、素晴らしいスケーティングを披露して下さると信じています。
以前は、スポーツ観戦をする際には、選手の気持ちを考えていましたが、
最近は、選手の親の気持ちを考える事が多くなってきました。
今回のグランプリシリーズでは、
安藤美姫さんや浅田舞&真央さんや中野友加里さんや村主章枝さんなど、
出場選手の親御さんは、どのような気持ちで観戦をなさったかと考えると、
結果だけで評価できないような気持ちになりました。
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