先日、埼玉県川口市で、中学3年生の女の子が、
父親を刺殺するという、悲しい事件が起きました。
詳しい調査はこれから始まると思いますが、
私が感じたことをお伝えします。
加害者の女の子が小学校の卒業文集に書いた作文が、
ニュースで流れていました。
一部しか読まれませんでしたが、
全文を一瞬だけ画面で見ることができました。
その作文には【がんばる】という文字が、
少なくても3箇所書かれていました。
この女の子は、小学校時代から、
がんばってがんばってがんばり続けたように感じました。
そして、もう、がんばれなくなった気持ちが溢れ、
今回の事件を起こしたのかもしれません。
実は、頑張ると、良い結果を出すことはできません。
偶然ですが、
を実践なさっている方に毎月1回お送りしています、
楽しい子育て通信にて、
つい先日、頑張らない方法をお伝えしました。
今回、そのメールの一部をお伝えいたします。
↓ココから
「頑張ります!」や「頑張って下さい♪」と、
メールの文章やいつも口に出す言葉として使用なさっていらっしゃる方が少なくありません。
実は、このような言葉を使用していらっしゃいますと、
簡単に結果を出す事ができません。
なぜだと思いますか?
では、【頑張る】とは、どのような意味でしょうか?
大辞林より
【頑張る】
1.あることを成し遂げようと、困難に耐えて努力する。
2.自分の意見を強く押し通す。我を張る。
3.ある場所を占めて、動こうとしない。
つまり、【頑張る】とは、
【困難】を乗り越えようと、我を張って動かない状態なのです。
簡単にお伝えしますと、
何かを行う際に、頑張ろうと思った瞬間に、
【これから行うこと】=【困難】=【苦しみ】
と、あなたの脳は判断します。
また、子どもは親(特に母親)の気持ちに敏感です。
そのため、親が困難に感じた事は、お子さんも困難に感じます。
脳は、苦しい事を避け、楽しい事に反応をします。
また、同じ事を行ったとしても、
苦しんで行ったことは、よい結果はでませんが、
楽しいで行ったことは、とても良い結果がでます。
だから、頑張ってはいけません。
それでは、どのようにしたら良いかと申しますと、
必要なものを身近に置き、
そうでないものは複雑なステップを踏まないと出来ないようになさることが、
大切です。
(テキストの内容に関する記載ですので、省略します)
【楽しい】とは、良いと思える事を楽に出来る状態です。
好ましくない事は、複雑なステップ、
好ましい事は、簡単にできるようになされば、
頑張る必要はなく、楽しくできて、しかも高い効果を得る事ができます。
頑張るのではなく、楽しい=楽に出来る状態
になさるような工夫を実行されては、いかがでしょうか?
↑ココまで
今の日本は物や情報が溢れ、一見豊かに見えますが、
心は豊かでない方が少なくありません。
だから、頑張ることを避け、
今よりも少しだけ努力をすることを心がけ、
より簡単にできるようなステップを考え、実行すれば、
楽しく目標を達成できるように実感しています。
目標を達成することは素晴らしいことです。
だからこそ、楽しむための工夫は、とても大切だと思います。
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