帝王切開死、無罪判決について

福島県立大野病院(同県大熊町)の帝王切開死事故で、手術を担当した医師が、

本日、福島地裁の無罪判決を受けました。


9年前に早期胎盤剥離が原因で、緊急帝王切開にて1か月早い出産をした私は、

この事件について、他人事とは思えず、

深い関心を持っていました。


私は、医療関係に従事する姉がいますので、

遺族と医療関係者の両方の気持ちがわかります。


姉と話をしていて感じることは、

医療関係者の常識は、それ以外の人の常識とは違うことが多い

ということです。


どのような業界であっても、業界の常識が世間の非常識

ということは少なくないと思います。


しかし、医療は、人の命を支えています。


今回遺族の方たちが裁判を起こした理由は、

きちんとした説明を受けていないと感じたからだそうです。


医療行為としては、ベストであったとしても、

そのことをきちんと丁寧に納得できるまで、伝えることが、

本当に重要だと感じました。


もし、

遺族の申し出があった際に、病院側が、遺族が納得できるまで、

時間をかけて説明をし、結果に対するお詫びをしていたならば、

遺族の方は、裁判を起こすことはなかったのではないでしょうか。



私は、次女を出産する際に、普通分娩を行いたいと、

医師に伝えました。


その結果、医師からは、下記のような説明を受けました。

「一度帝王切開をした人は、次に普通分娩で出産をする場合、

100人に一人の割合で、おなかが破裂します。


また、早期胎盤剥離を起こした人は、

20人に一人の割合で、おなかが破裂します。」



私は、医師に質問をしました。


「おなかが破裂すると、どうなるのですか?」


医師は、このように説明をしてくださいました。


「妊婦も胎児も亡くなります。


つまり、20回飛ぶと1回は落ちる確率の飛行機に、

乗りたいと、あなたは言っているようです。


もし、それでも、普通分娩がしたいとおっしゃるのでしたら、

あなたと、あなたの家族全員から、

同意書をいただかなければいけませんが、

どうしますか?」


私はそれを聞き、主人と相談して、

次女は帝王切開で出産しました。



今、出産に伴う事故が増え、産婦人科医を志望する学生が減っているそうです。

また、産科を閉鎖する病院も増えているそうです。


妊娠をしても、自宅の近くで生む病院が無い地域が、実際にあるそうです。



私が長女を出産した後に、

医療関係に従事していて、4人の子どもを持っている、

姉にこのように言われました。


「妊娠の初期段階で、流産をするのは、胎児に原因があることが多いけれど、

出産時のトラブルは、妊婦に原因があることが、多いそうよ」


確かに、私は、長女を妊娠中は、

フルタイムで仕事をし、食事や生活リズムは不規則でした。


だから、二人目の子どもを妊娠する前に、

食生活や生活環境を改善しました。




現在妊娠していらっしゃる方や、これから出産を考えていらっしゃる方にお願いです。


妊娠は病気ではありませんが、出産をするまでは、

絶対に安全とは言えません。


だから、食事や生活リズムなどを検討なさって、

より良いものになさってください。


体調に不安を感じた際には、安静になさったり医師の診察をお受けになるなど、

早めに対処なさってください。


そのことが、出産のリスクを軽くし、安全なお産への近道になると思います。


そして、出産時のトラブルが少なくなれば、

安心して産婦人科医を目指せる方が増えると思います。



亡くなられた方のご冥福をお祈りしています。



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