『うんこ漢字ドリル』の評判

小学1年生から6年生までを対象にした『うんこ漢字ドリル』が売れているそうです。

日本経済新聞の4月28日金曜日に紙面の約3分の1ほどの大きさで広告が出ていました。

その広告には、

・日本一楽しい漢字ドリル

・子どもの学力が ぶりぶり 伸びる!

・大人も子どもも大爆笑!

・3018例文すべてに「うんこ」を使った、まったく新しい漢字ドリル

例文には
1.うんこと くらす 生活。

2.プロのうんこ選手として活やくする。

3.こまった ときは うんこを 活用して 切りぬけよう。

などが書かれています。

そして、「発売1か月で69万部 爆発的大ヒット」と書いてあります。

一番新しいデータでは、現在、累計220万部売れているそうです。

 

この『うんこ漢字ドリル』、あなたは、わが子に使わせたいと思いますか?

 

・「使わせたい」としたら、どうしてでしょうか?

・「使わせたくない」のでしたら、どうしてでしょうか?

2017年5月21日のデイリー新潮には、次のタイトルで、教育専門家の「うんこ漢字ドリル」の批評が書かれています。

大人気「うんこ漢字ドリル」への警鐘 “子どもの未熟な感性に迎合”

http://news.livedoor.com/article/detail/13090955/

「ドリルでは漢字は覚えられるかもしれませんが、表現力までも身につけられるかは疑問です」

とは、森上教育研究所の森上展安代表である。

いい文章というのは、読んだ後に爽快感が残ります。昨夏の『俳句甲子園』では、東京の女子高生が『利口な睾丸を揺さぶれど桜桃忌』と詠んで話題になりましたが、一見乱暴な言葉でも、このように美しい表現をなすことができる。

漱石の文章でも『唐変木』などと汚い言葉が散々使われていますが、読んでいて爽快です。

こうした部分が、子どもに表現を教えていくうえで難しいところです」

今回のうんこドリルは、

「小学校1、2年生くらいまででよいのではと思います。

高学年であれば、もっと品のよい文章を読ませたい。

排泄行為は、いじめの標的にもなるくらい過激な言葉でもあり、5年生あたりは最もいじめが起こりやすい時期。

児童がいじめの材料として使いかねないという危惧はあります」

 

元国立市教育長で教育評論家の石井昌浩氏も、こう警鐘を鳴らすのだ。

『三つ子の魂百まで』です。このドリルで育ち、果たして自分の核となるものを持ち得るかどうか。

品性のない大人に育ってしまわないか心配です。

何でも『うんこ』を媒介にするのは、子どもの未熟な感性に迎合することに他なりません」

 

さらに、全く正反対の観点から憂慮するのは、評論家の唐沢俊一氏である。

「机に向かうのが楽しくなるという点では、教育界に一石を投じたと思います。

ただ、子ども時代の勉強とは概して“嫌なもの”に向かう行為でもあるはず。

大人になれば、たとえ嫌でもつまらなくても、仕事ならば取り組まねばならない。

勉強には、その“予行演習”という側面があります。

今から楽しい勉強を身につけてしまうと、『楽しくないから働かない』という大人が増えないだろうか。

そんな一抹の不安を覚えます」

 

2017年5月21日のデイリー新潮からの引用は以上です。

私は、『うんこ漢字ドリル』をわが子に使わせたくありません。

むしろ、『うんこ漢字ドリル』は避けたいと思います。

「小学1~2年生までならよい」と言っている専門家の方がいらっしゃるようですが、小さい子の方が言葉の与える影響は大きいので、子どもが小さい時ほど、避けたいと思います。

 

理由は、<心>と<言葉>と<体>はつながっているからです。

 

「あなたのお子さんの心は、醜い方が良いですか?美しい方が良いですか?」と聞かれたら、どちらを選びますか?

「美しい心を持って欲しい」と考える親は多いのではないでしょうか。

では、どうしたら、心が美しくなるのでしょうか。

それは、美しい言葉を使ったり、美しい物を見たりすることです。

気持ちはだれにも見えませんよね。

だから、どのような気持ちを持っているかという判断は、言葉や行動で決まりますよね。

そのため、美しい心を育むためには、美しい行動をしたり美しい言葉を使うことが必要です。

子どもたちは、うんこやおしっこなどの排せつ物に興味を持つ時期はあります。

それは、優れた作家が優れた文章と絵で子どもたちに伝える絵本を使うと良いのではないでしょうか。

 

また、「子ども時代の勉強とは概して“嫌なもの”に向かう行為でもあるはず。

大人になれば、たとえ嫌でもつまらなくても、仕事ならば取り組まねばならない。

勉強には、その“予行演習”という側面があります。」という意見に、私は賛成できません。

 

勉強をいかに楽しく有意義なものであるかを伝えるのは、教師や私たち親の役割だと思うからです。

 

実際に、Amazonを見ると、星の数が多いレビューにも「下品です」と書いてあります。

http://www.amazon.co.jp/o/ASIN/4905073812/ikuji04-22/

「少しでも漢字を覚えてくれれば良い」
「下品でも、O.K!」
のように思うご家庭には向いていると思います。

 

私は、醜い言葉を使ったドリルを使う必要はないと思います。

胎教や生まれてすぐから、絵本や童謡や美しい言葉で育った子は、学ぶことへの意欲があるからです。

このようなドリルを購入するのでしたら、「美しい言葉が綴られている絵本を買いたい」と、私は思います。

胎教や0歳~6歳までの家庭環境が子どもに与える影響の大きさを実感しています。

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